四季折々の祭事~

年中行事

金崎宮では特に名高いお祭りが春、秋に斎行されている。
春の花換まつりは、金崎宮で男女が桜の小枝を交換することで
想いを伝えたという明治40年代頃に広まった風習にちなむ。
神社で受けた花を持ち、お目当ての人に「花換えましょ」と
声をかけて、想いが伝われば花を交換したという。
このような恒例があったため、金崎宮は「恋の宮」とも
呼ばれるようになった。
秋の御船遊管絃祭は、金崎宮の御祭神である
尊良親王・恒良親王を慰めようと、新田義貞の
家来達が十月二十日に敦賀湾へ船を浮かべて、
紅葉と月を愛でたという故事に由来した祭事である。
色とりどりの吹き流しで飾られた漁船が巡航し、白拍子が
優雅な舞いを披露する。

花換まつり

例年3月末から4月初旬の桜が咲き誇る期間に開催
金崎宮の花換えまつりは、毎年桜の咲く時期に福井県敦賀市で開催される、地域の皆様に最も愛されるお祭りです。今年も多彩なイベントが開催され、多くの人々が集まりました。伝統的な神事や花換え行事、婚活イベント、金崎宮の模擬結婚式、そして日光猿軍団の猿回しなど、多様なプログラムが地域の皆様を楽しませました。 金崎宮は、1000本の桜が誇る美しい景観を提供し、訪れる人々の目を楽しませています。特に桜の花が満開になるこの季節には、多くの観光客が訪れ、春の訪れを感じることができます。また、金崎宮は歴史的にも重要な場所であり、金ヶ崎退き口として知られる戦国時代の歴史を背景に持つ名所でもあります。 この花換えまつりは、地域の文化と歴史を感じながら、自然の美しさを堪能する絶好の機会です。地元の人々や観光客が一体となって楽しむこの祭りは、敦賀市の魅力を存分に味わえる素晴らしいお祭りです。

御船遊管絃祭

両親王の御魂を鎮める白拍子の舞
明治から続く「恋の宮」たる祭り
金崎宮では特に名高い秋のお祭りの一つ、御船遊管絃祭は、金崎宮の御祭神である尊良親王・恒良親王を慰めようと、新田義貞の家来たちが10月20日、敦賀湾に船を浮かべて、紅葉と月を愛でたという故事に由来した祭事である。色とりどりの吹き流しで飾られた漁船が巡航し、白拍子が優雅な舞を披露する。